ファビオが10月1日に引退し、北海道へ引っ越しました。

2001年秋、私たちは３歳のファビオをドイツのウェストファーレンのオークションにて競り落とし、11月にESJ飯田校に迎え入れました。

ファビオはESJのドイツ馬、第一号とも言える馬であり、2003年にスタートしたESJ と共に歩んできた同志とも言える存在です。

競技会では多くのジュニアライダーを全日本ジュニア、チルドレンライダー馬場馬術選手権において入賞に導き、競技会引退後も今年の夏まで良きスクールマスターとして活躍しておりました。

競技会では頼りになるパートナーでありながら、私生活⁈では何歳になっても天真爛漫で甘えん坊。ストレスを溜め込まない故の長生きでしょうか？　26歳まで元気に飯田校で過ごして参りました。
今まで多くの方に可愛がって頂き、ありがとうございました。

10月2日、無事に北海道に到着し、日高の牧場で毎日草を喰みながらのんびりと過ごしております。
新しい生活にも慣れ、最近、21歳下の放牧仲間のガールフレンド？!(牝馬)もできた、と報告がありました。

20歳を過ぎると、活躍してきた馬たちの引退の時期やその先の馬生を考えざるを得ません。
長年、背中に私たちを乗せ、共に過ごした馬たちに感謝と何ができるのか。どう行動し、実行していくのか。みなさんと共有していけたら幸いです。